23日の文学フリマに持って行く新刊と既刊のお知らせです。
唐突に女子高生百合も出すことにしたので、新刊は2冊です。
<新刊>『朝顔連歌 春糸』
A5/200円/フルカラーコピー
突出ししたばかりの遊女、春糸は出店の朝顔に目を留める。
それは彼の人の思い出の所為なのかもしれなかった。
春糸とその姉女郎、吉乃井の関係を軸に、大見世・吉葉屋での遊女たちの日々を描く。
三部作の第一話。表題作一編収録。(この話で完結します)
因みに、以前書いた『夢うつつ』の花魁、谷川もちょっと登場します。
『青に飛ぶ』
A5/300円/単色コピー
美波はある日、天気雨のように笑う女子生徒を見掛ける。
偶然再会した彼女・環は、人違いだと言うが…。
図書委員の仕事から、二人は心を通わせていく。
水泳少女と文学少女の、女子校での百合風味の物語。
表題作一本収録。
過去の既刊もすべて持って行きます。
<既刊>『指』
B6/28P/300円/単色コピー(本文は上質紙・赤)
吉原芸者・松乃は、美しき花魁・小夜浦に魅かれていた。
ある日花魁から文が届き…。
嘘と真の間で憧れに殉じた時、松乃は何を思うのか。
表題作一編収録。
『花蟷螂』
A5/44P/300円/単色コピー
江戸吉原を舞台にした短編。
「生」の意味を模索する花魁と、彼女を慕う禿の半生を、
それぞれの視点を交えて描きます。表題作一編収録。
残部少。
『夢うつつ』
B6/28P/300円/単色コピー
吉原の花魁を題材にした短編小説集。
田舎から売られて来た少女が「吉原」と対峙する『育つあし』、
見世番・茂助の視点で花魁の女郎として、女としての顔を見る『夢うつつ』
の二編収録。
『海ヶ丘モノローグ』
A5/20P/200円/単色コピー
千慧はあることから、クラスメイトの志央と距離を縮めて行く。
彼女に対して抱く思いが何なのか、自分でも分からずにいる。
表題作一編収録。
『ふたり』
A5/40P/300円/フルカラーコピー
あのひとのところへ行く彼を、私は止めることが出来ない――。
裏世界の男を巡る本妻と愛人、その周りの人々のメロドラマ群像劇第1話。
表題作他一編 (第2話) 収録。
『澪のサカナ』
A5/56P/300円/フルカラーコピー
誠は孤児院を出てから辿り着いた新宿で、ある男と出逢う。シリーズ第3話。
表題作他一編 (第4話) 収録。
宜しければお立ち寄りください~。
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